年足チャートで確認する日経225の動向（1990年～）

デイトレード等の短期トレードでも長期スパンでのターゲットの現在位置を把握しておくことは意味があると思いますので、バブル崩壊から現在に至るまでの日経225先物（ラージ）の価格の歩みと変動幅（高値-安値）の推移をグラフ化してみました。↓

ステージの流れとしては、

天井期からバブル崩壊をきっかけに下降期に入り、長期低迷期を経て、2014年頃から上昇期に突入、現在のステージは上昇期の終盤もしくは天井期（プラトー期）突入というような状況です。

2000年頃から2013年頃にかけてWボトムがしっかりと形成されています。

年間の値動きの大きさとしてはバブル崩壊過程に突入した1990年が突出していて19490円。

コロナ禍による歴史的大暴落のあった2020年の11830円、

バブル崩壊後の1992年の10030円、

リーマンショックの2008年の8070円、

ITバブル崩壊の2000年の7570円

と続いています。

225先物価格は1990年からのデータしか手元にありませんので、参考までに日経平均株価の年足チャートと年足時系列データ(1971年～)を掲載しておきます。↓

バブル期とバブル崩壊時の値動きの凄まじさが一目瞭然です。

ちなみに、

日経平均の最高値は1989年12月29日の38,915円87銭、

バブル崩壊後の最安値は2009年3月9日の7,054円98銭です。

2021年年末時点の28,791円71銭、バブル後最安値の約4倍になっています。