システムトレーダーの作業スケジュール(例)

シストレ全般

運営者、2022年1月現在、67歳。

もともと乏しかった記憶力がさらに衰え、注意力もかなり散漫になってきてしまったせいか、月次や年次のシストレ関連作業をし忘れ、ロボット稼働直前に気がついて大慌てというケースが最近多くなってきてしまいました。

ということでTO DO 再確認という意味合いを含めて、現在行っている作業スケジュールについてまとめておこうかと思います。

日次作業

一番忙しいのが朝です。

4時前後に起床しています。

ナイトセッションの終了時間が現時点(2022/01)では6:00、米国市場の指数もだいたいその時間には確定していますので作業は6:30以降にスタート。

それまではもう一つのトレ、筋トレやフルパワーウォーキングで時間をつぶしています。

前営業日の225先物、TOPIX、NYダウ等の4本値をExcelのデイリーデータ収集ファイルに記入

マクロでデイリーデータ収集ファイルから各銘柄・指数データ保存ファイルへ転記

寄引システムサインファイルに対象銘柄の4本値および参照海外指標の4本値を記入しシステム損益を確認

自動売買ロボットで稼働しているシステムのサインファイルの損益を確認後、サインファイル保存

自動売買ロボット用パソコンのWINDOWS UPDATEがないかを確認、あればUPDATE後シャットダウン、なければいったんシャットダウン

証券会社のHP、アプリ、メール等で実際の取引結果を確認

システム損益および実際の取引結果をエクセルの運用日記ファイルに記入

運用日記ファイルで算出された自動売買各システムの当日の投資枚数を確認

マクロで寄引システムの当日の売買サインをスキャン

寄り前30分前後に自動売買ロボ用パソコン起動

マーケットスピードⅡ起動、Excel起動、サインファイルおよびロボットファイルオープン

マーケットスピードⅡRSSの接続を確認し発注可に変更

ロボット起動後、各システムの投資枚数セット

寄引システム用証券会社アプリ起動後、気配値を参考に寄り値が売買スキャンで得られた売買サインの範囲内に収まりそうな場合はIFDOで発注、微妙な時は寄り値確定後、売買範囲であれば成行で発注後、ストップロス用逆指値注文を発注

注文内容確認

以上、システム運用作業としてはこんな流れです。

以前は日中引け前に損切されなかった建玉の逆指値注文を取消し、引け成り注文を発注する作業が発生していましたが、口座を1セッション限定口座に変更後は勝手に処分してくれるので日中と夜間は運用関連の作業はなしです。

取引時間中はたま~にロボットの稼働状況を確認するくらいです。

気分が乗った時は裁量でもトレードしています。

週次作業

1週間分の225先物のラージとミニの時間足(5分足等)4本値データ時間足過去データ蓄積ファイルに格納

口座使用各証券会社確認文書同意(取引不可にならないように)

運用ブログ整備

原則、週末の午前中に行っています。

月次作業

各5分足自動売買システムの当月運用用サインファイから年間サインファイルへ当月分データ転記

各5分足自動売買システム運用成績集積ファイル当月分のシステム結果を追加

本サイトの運用システム成績当月分のシステム結果を追加

各5分足自動売買システムの翌月運用用サインファイル作成

メジャーSQ前日日中セッション終了時作業

夜間セッションが始まってしまうと旧メジャー限月の情報は取得不可となってしまいますので対処すべく、日中セッション終了後に次のような作業を行っています。

225先物のラージとミニの当日の日中セッションの日足4本値と月曜から当日の日中セッションまでの時間足(5分足等)4本値データをファイルに保存

新メジャー限月を対象銘柄とするためにロボットをいったん停止、夜間セッション開始後に途中起動

その際、現在のロボの途中起動の仕様では運用ファイルの日中セッションの4本値も新限月のものに置き換えられてしまうので、夜間セッション終了後、運用ファイルの日中セッションの4本値を保存しておいた旧銘柄の4本値に置換(ロボを修正し途中起動処理を通常モードとMSQ用モードに分ける予定)

年次作業

当年のデータ分析とパフォーマンス評価

翌年分カレンダーファイル作成(日足用と5分足用)

翌年分カレンダーファイルを参考に寄引システムサインファイルの翌年分エリア整備

本サイトの運用システム成績コンテンツに当年度の結果を追加

運用年報作成

不定期作業

取引時間変更等に伴う自動売買ロボットファイルおよびサインファイルの修正

新規証券会社口座使用に伴うロボットファイル発注処理追加

まとめ

まとめてみるとたったこれだけかという感じなのですが、扱うファイル数も多くなってきましたし、歳で事務作業がかなり非効率になってきましたので一つ一つの作業にかなり時間がかかってしまいます。

裁量トレーダーと異なりシステムトレーダーは取引時間中は楽をさせてもらえますが、取引時間外はそれなりに、、、大変です。

 

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